サバンナは呼ぶ (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ケニヤ。十四歳までを過ごし、こよなく愛した地。そして大きな悲しみをかかえて去ることになった、今では思い出したくないわたしの故郷―。ケイトと四つ年上のアレックスとは、ケニヤでのびのびと育った。ふたりの父親どうしも仲が良く、ともに野生動物に生態を研究していた。思春期を迎え、互いに新たな感情を抱きはじめたふたりを、ある日突然、悲報が襲う。ふたりの父親が、野生動物に無惨な殺され方をしてしまったのだ。しあわせの大地は、悲しみの地に変わってしまった。ケイトはケニヤを去り、アメリカにもどった。あれから十三年。今また運命が、彼女をケニヤへ、そしてアレックスのもとへ引きもどそうとしている…。
夢追い人 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
人気メロドラマの主演女優シャノンは久しぶりに帰郷した。夢を見失った故郷の高校生を物心両面から援助しようという、自ら企画したプロジェクトを推し進めるためだ。彼女は資金繰りのために銀行を訪れる。資金援助は断られたものの、頭取のピーターはほかの出資者を探してみようと約束してくれた。“それにしても、この人はどうしてこんなに悲しそうなのかしら?”それからまもなく、出資者が見つかったという朗報を携え、ひとり息子と一緒にピーターがシャノンの家を訪れた。「ぼくの妻は八カ月前に死んだんだ」苦しげにそう語るピーターに、彼女はしだいに惹かれていく。
初恋から永遠に (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
十五歳の少女ローレンと十四歳の少年キャメロンの初恋は、当時、島中をゆるがすようなスキャンダルを巻き起こした。双方の家に根深い確執があり、周囲の猛反対にあったうえ、十五歳のローレンの妊娠が決定的な不幸をもたらした。二人の仲は引き裂かれ、そのあとには醜い憎しみだけが残った。あれから十五年、すべては苦い思い出に変わったはず…。だが、ハーモニー島を離れて生きたローレンの一家にも郷愁の思いが押し寄せるときが来た。ローレンは弱った母のために、島に家を買うことを思い立つ。ある古い屋敷がオークションにかけられていて、彼女はその場でたくましく成長したキャメロンと遭遇することになった。彼が、その屋敷を競り落とそうとしている。ローレンは思わず、彼に対抗して競り上げる一声をあげていた。新しい闘いのはじまりだった。
嵐の季節 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
毎日多くの子供たちが行方不明になる、病める国アメリカ。フロリダの片隅の小さな町でも、それは同じように起こった。ジェイクの六つになる息子のスコッティがいなくなって三カ月たつ。妻レイチェルの心はもう砕ける寸前のように思える。十八年の結婚生活、ふたりの間にも何度か危機があった。そのたびなんとか乗り越えてきたが、今度の試練はあまりにも大きい。そんなある日、ジェイクの前に新たなる爆弾が投じられた。十四歳の少年マイケルが、あなたの息子だと頼ってきたのだ。魔がさしたとしかいえない、たった一夜の浮気の結果だった。レイチェルの反応は推して知るべしだったが、マイケルは素直な子で、ジェイクはたちまち新しい息子が好きになった。この子を手元におく限り、レイチェルとはもうだめかもしれない…。
内容(「MARC」データベースより)
毎日多くの子供たちが行方不明になる、病める国アメリカ。フロリダの小さな町でも、ジェイクの6歳になる息子スコッティがいなくなってから3か月。妻レイチェルの心はもう砕ける寸前だった。そんなある日、14歳の少年が、ジェイクの息子と言って現れた。
夢追い人 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
人気メロドラマの主演女優シャノンは久しぶりに帰郷した。夢を見失った故郷の高校生を物心両面から援助しようという、自ら企画したプロジェクトを推し進めるためだ。彼女は資金繰りのために銀行を訪れる。資金援助は断られたものの、頭取のピーターはほかの出資者を探してみようと約束してくれた。“それにしても、この人はどうしてこんなに悲しそうなのかしら?”それからまもなく、出資者が見つかったという朗報を携え、ひとり息子と一緒にピーターがシャノンの家を訪れた。「ぼくの妻は八カ月前に死んだんだ」苦しげにそう語るピーターに、彼女はしだいに惹かれていく。
恋人がくれた翼―シェルター・バリー物語〈2〉 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
トーリーは姉の名で、姉の身分で生きるしかなかった。何年も、暴力をふるう元夫から逃げ続けているトーリーにとって、事故死した姉になりすますことは、唯一残された道だったのだ。新しい人生を始めた町で少しずつ癒されていった彼女は、やがて誠実で優しいベンという男性と恋に落ちた。そして、離れて暮らすベンの幼い娘が虐待を受けていると知り、ベンが親権を得やすいようにと、身を偽ったまま便宜結婚までしてしまう。幼い子の痛みを心から理解できるのは、かつて継父から虐待を受けていたわたしだけ。トーリーはベンの娘のために結婚したと自分に言い聞かせたが、ベンへの愛は本物だと知っていた。しかし、真実は言えない。元夫の手が刻々と迫っているのだから。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
クイン,タラ・T.
アメリカではベストセラーリストにその名が載る人気作家。オハイオ州の生まれで、七歳のころから物語を書き出したという。ヴァイオレット・ウィンズピアの大ファンだった。十六歳からは地方紙に書き始め、大学卒業後、高校教師をつとめながら雑誌にも寄稿。プロデビューは1993年スーパーロマンスから。このデビュー作がRITA賞最終候補に残り、一躍シリーズのトップ作家の一人となった。三部作のあと、単行本も執筆している。現在、夫、十代の娘とアリゾナ州に在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
イーデン・危険な賭 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
幼いころから三人の妹の母親代わりをしてきたイーデン。その妹たちも皆結婚した。今は父の死後継いだ製材所をきりもりしつつ、近所の子供の面倒を見たりしてむなしく日々を送っている。ある日、末の妹が友人に部屋を貸してやってくれと言ってきた。流れ者の若い男の面倒をみるなんて、厄介なことにならないかしら?玄関でバイクの音がした。ニックというその男が来たのだ。黒いTシャツ、サングラス。ほほえんだ顔はハンサムだ。妹の言葉が再び頭の中に響く。“お姉さん、きっと彼に恋をするわよ”
エデンの北 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
「何をしたって、あなたのしたことの埋め合わせになるものですか!」義母になるはずだった女性のそしり声を背に、ランディは連邦保安官ザックを伴い、冬山へと向かった。護送中に脱走した凶悪犯を追ってきたというザックは、親友を撃たれ、犯人を逮捕すること以外頭にない。ガイドがいないならひとりででも登るという彼をそうもさせられず、三年前までベテランガイドだった彼女が同行することになったのだが、実はランディには暗所恐怖症、ザックには高所恐怖症という弱点があった。しかも、何日かかるかわからない追跡行の果てには、銃を持った凶悪犯との対決が待っているのだ。だがランディは心を奮い立たせ、立ちはだかるマウント・ホープへと登っていった。三年前恋人を失った、あの魔の山へと…。
内容(「MARC」データベースより)
3年前までベテランガイドだったランディは、連邦保安官ザックと共に脱走犯を追って冬山へ向った。山で恋人を失ったランディと、親友を撃たれ犯人を逮捕することしか頭にないザック。何日もの追跡行の果てに待っていたのは銃を持った犯人との対決だった。
いつか愛した人 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
子供向けの本を書いているアニー・ペンドルトンは、優秀な小児科医にしてすご腕のアマチュア・マジシャン、デイビッド・ロズウェルにインタビューを申し込んだ。が、その帰りがけ、首から背中にかけて激痛が走り、倒れてしまう。ああ、またいつものあの痛みだわ…。アニーは子供のころからしばしばその痛みの発作に襲われていた。わらにもすがる思いで、催眠術療法にかかり始めたところ、予想もしなかった結果があらわれ、アニーはがくぜんとする。彼女はかつて、第一次大戦下のフランスの農村に生きた、夫も子供もあるベルナデットという女性だったというのだ。だが、ひとりのアメリカ人軍医との出会いが悲劇を呼んだらしい。デイビッドはナンセンスだと言って頭から信じてくれない。でも、この痛みの秘密はきっとそこに…。
内容(「MARC」データベースより)
原因不明の発作を治療するため、催眠術療法にかかり始めたところ、予想もしなかった結果があらわれ、アニーはがくぜんとする。彼女はかつて、第一次大戦下のフランス農村に生きた、夫も子供もあるベルナデットという女性だったのだ。
愛がなくても (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
五年間かけて培った私とカイルのプラトニックな友情は本物だ。互いに理解し、尊敬し、信頼し合っている。だから、あの夜のことは一夜の過ち。体を使って、なぐさめ合っただけのこと。でも、私のおなかには、それを“過ち”ですませられなくする新しい生命が…。ねえ、私たちが結婚すれば、この子にすてきな家庭をプレゼントできると思わない?きっとうまくやれる。だって、友情があるんだもの。たとえ、愛情はなくても…。
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